これまでの歩み


私の霊感・・・小学2年生の頃
子どもの頃はとくに霊感が強いという認識はありませんでした。
でも、小学校2年生の頃に不思議な想像をしている自分に気づきました。その頃、「お空の上から大きな人(神様)が見ている」という実感がありました。自分でも変なことを考えるなあと不思議に思っていた自覚があった時期ででした。学校帰りに「今日も見られている」と思って、いつも空を見て歩いていました。その「見られている感覚」「そう思っている自分」に注意を向けていたのです。

同じ時期に、失くし物を探す時はいつも神様にお願いしていました。
するとすぐに思い出したり、見つかったりするので、神様がいるんじゃないかと理解し始めました。(でも幽霊を見ることもなく、ただ星を眺めて祈り、神社で祈るような子でした。)
そういう自分の考えを持っていることに気づいてたのと、自分の脳の中だけで、考えたり言葉を発している=自分の世界を生きている という考えが浮かび、母を見ても「きっと母は母の世界を生きていて、それはみんなもそうだ」ということを考えていきました。そしてその脳波のようなものが触れ合って、影響しあっているように想像をしていました。

それからも、幽霊を見るとか、メッセージを受け取るとか、そういう事はなかったです。

転機は突然に訪れました。
霊感に徐々に目覚める時期が来ていたのかもしれません。
2003年の夏、突然たましいの感覚が起こりはじめました。
それは、知人との再会を通して、体の内側、外側から感じる深い感覚でした。初めは、こめかみが締め付けられる感覚が数日続きました。まるで孫悟空の輪が締まるようなイメージ。
こめかみの締め付けは「YES」「NO」でサインのように伝わり、少しずつ「これが霊感のサイン?」と認識しはじめました。
その後、毎日のようにヴィジョンが視えたり、言葉が入ってきたり、いつもこめかみが締め付けられる感覚が続きました。霊感が目覚めたと認識したこと、、突然の出来事に不安と孤独になりました。

聴こえる・・・テレパシー編
2009年のこと。運転している時に
「結婚が決まったよ・・・結婚が決まったよ・・・」
声が届き、お友達の顔が浮かんで
「結婚が決まったよ」と聴こえてきました。(意識に入ってきた感じ)

私は、お友達に婚約者がいたことは知っていたし、
「そーなんだ、おめでとー!」と車の中でつぶやいていました。
なのにまた、「結婚が決まったよ・・・結婚が決まったよ・・・」
と続くので、おかしいなぁと思って、車を停めてお友達に電話しました。

「もしもしー、結婚が決まったよって入ってきたんだけどー」
(友達は私が霊感があることスピリチュアルカウンセリングをしていることを知ってくれてたので、
気軽に話しました)
そしたらお友達、
「実は、まだ誰にも話していないんだけど、来週入籍するんだ」
私「そーなんだ、おめでとう(*^-^*)」
って伝えると、
「うん」って、ちょっとテンションの低い声の友達。。

結婚が決まったのに、ちょっとテンションの低い友達の声に
「どうしたの? なんか、嫌そうな声だよ、どうしたの??」と聞いてみたら
友達はちょっと黙ってから
「結婚したくないんだ、、。 なんか最近、一緒にいてイライラするんだ」と言う。
ビックリして訳を聞いてみると、ちょっとした事でイライラするんだそう。
ほんとうにちょっとした事だった。

で、私は友達に
「そんな気持ちなら、しないほうがいいよ!」と伝えた。
けど友達は
「でも親戚にも親にも来週入籍するって言っちゃったし、もう変えられないよ」
と、衝撃発言( ;∀;)

私、「はぁ??親戚と親のために結婚するのー??
そんな気持ちのまま結婚したって、ダメだよー!!」と、とにかく引き留めた。
友達は、私の説得をしばらく聞いて、
「そうだね、その子のいう通りだよ。今日、話し合ってみる」と言ってくれました。

あー、良かった。そうホッとした時に、
友達が一言、
「何でも視えていいね」って言ってきたのです。

友達がその時、どういう意味で、そういう気持ちで言ったのか確認もしなかったけど、
私はこの一言にとてつもないショックを感じました。

友達は親と親戚以外には誰にも言ってなかった来週の入籍のことを、テレパシーでキャッチして、心配して突然電話をかけた私に、
「何でも視えていいね」って。。

今思い出しても、この時はこの友達の一言に、とにかく大泣きしました。もちろん、電話を切ったあとの車の中で一人で、大泣き。

その時、友達に言いたかったのは
「あなたが、したくもない入籍に困って悩んでいるから、誰に言えずに悩んでいるから、神様は私にテレパシーしてくれたんじゃん!!!!私だって、知らないでいれたら楽ですよ!!」
なんだか、この当時はまだまだ視える自分、聴こえる自分が嫌で宇宙に対して反抗期もしていたので、とてもとても悲しくて、つらくなった記憶があります(笑)
大泣きした(笑)次の日の午後、 携帯が鳴った。
「結婚したくないんだ」と悩んでいた友達からの電話でした。
声は元気そう。いつもの友達の声でした。
「昨日は話しを聞いてくれてありがとう」友達は穏やかな声でした。
「あれから二人で話あったんだけど、実は、相手も自分と同じ気持ちだったことが、わかったんだ。」
話を聞くと、お相手の方も同じように、友達に対してイライラしていたということ。
そして、結婚するのに不安になっていたという。

友達は
「二人で話し合って、入籍を延期することにしたんだよ」とホッとした様子で話してくれました。
きっと気持ちのままに入籍日を決めていったのだろうけど、いろいろ不安や苛立ちが出て、でもそれを話し合うことも打ち明けることも互いに出来ないでいたのでしょう。
伝えて、入籍がダメになったら親や親戚になんて言おう。。。そんな思いも廻ったのでしょう。
誰にも言えなくて、その気持ちは テレパシーで私にメッセージとして届いたのでしょう。

その後、友達は半年後にめでたく入籍をしまして、今はお子さんにも恵まれて、幸せに過ごしています。あの時、私はとっさに反対をしたけど、些細な気持ちや感情を話し合うことが出来る夫婦関係であれば、今後も何かあっても乗り越えていくだろうし、何においても、コミュニケーションが大事だということでもあります。
思いやりも大事です。
夫婦って、生まれた場所や、家族関係、それまでの生きてきたプロセスも価値観の違いもありますから、好きな相手だからこそ、不満なところや、こうしたいっていうことも、話しあって、理解を深めていけれる関係が良いと思います。